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更新日:2026/03/23

20代におすすめの転職エージェント7選|総合型×特化型の選び方を解説

20代におすすめの転職エージェント7選|総合型×特化型の選び方を解説

この記事の要約

20代での転職活動は、これからのキャリアや将来の収入基盤を築くための重要な分岐点です。一方で、「スキルに自信がない」「またブラック企業に入ってしまったらどうしよう」といった不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、編集部が20代・未経験に推奨できる転職エージェントを厳選しました。総合型と特化型の違いから、失敗しない選び方、そして賢い複数登録のコツまで、あなたが迷わずに行動へ移せるためのノウハウを具体的にお伝えします。

はじめに:20代の転職はエージェント選びで決まる

終身雇用制度が変化しつつある現代において、20代での転職は決して珍しい選択ではありません。厚生労働省のデータによれば、20代の離職率(20〜24歳:28.9%、25〜29歳:18.5%)は全世代平均の14.2%と比較して突出して高く、転職入職率も高い水準で推移しています(出典: 雇用動向調査「性、年齢階級別離職率(2024年)」、令和6年)。

この客観的な数値が示す通り、20代で新しい環境を求めることは一般的なキャリアステップの一つと言えます。企業側も20代に対しては、即戦力としての高度なスキルよりも、今後の成長を見込んだ「ポテンシャル採用」を重視する傾向があります。

しかし、選択肢が多いからこそ、自分に合った求人を見極める難易度も上がります。ここで鍵となるのが、あなたの希望条件や経歴に合わせて適切な企業を紹介し、選考対策をサポートしてくれる転職エージェントの存在です。自身の状況に合致したエージェントを活用することで、優良企業と出会える可能性が高まります。

参考記事:20代の転職完全ガイド|成功させる進め方と失敗しないコツ

20代向け転職エージェントの失敗しない選び方

転職エージェントには、大きく分けて「総合型」と「特化型」の2種類が存在します。自分の年齢や経験に応じて、この2つを適切に使い分けることが転職成功への近道です。

総合型と特化型の違い

総合型エージェントは、業界や職種を問わず膨大な求人を保有しているのが特徴です。全国のエリアを網羅しており、まずは選択肢を広げたい場合に適しています。

一方、特化型エージェントは「20代」「未経験」「IT業界」「女性」など、特定の属性や業界に絞ったサポートを提供します。求人数は総合型に劣りますが、対象者に合わせた専門的な書類添削や、企業ごとの詳細な面接対策を受けられる傾向があります。

20代前半と後半での選び方の基準

同じ20代でも、前半と後半では企業から求められる要素が異なります。

20代前半(第二新卒など)は、社会人としての基本的なマナーと学習意欲が評価の軸となります。そのため、未経験歓迎の求人に強く、面接の基礎から丁寧に指導してくれる「20代特化型エージェント」を中心に選ぶ戦略が有効です。

20代後半になると、これまでの業務経験やマネジメントのポテンシャルが問われるようになります。この場合は、幅広いポジションを保有し、キャリアアップの実績が豊富な「大手総合型エージェント」をベースに活動を進めることが一般的です。

転職サイトと転職エージェントの比較

転職活動の手段として、自分自身で求人を検索して応募する「転職サイト」と、担当者が求人を紹介してくれる「転職エージェント」があります。

転職サイトは自分のペースで手軽に進められるメリットがありますが、企業の内部事情が分かりにくく、ミスマッチのリスクが考えられます。対して転職エージェントは、非公開求人の紹介を受けられるだけでなく、第三者のプロ視点での職務経歴書の修正提案や、人事の目線に立った模擬面接のフィードバックを得られます。結果として、選考通過率が向上する可能性が高くなります。

20代・初心者におすすめの総合型エージェント

まずは、圧倒的な求人数を誇り、業界や職種を問わず幅広い選択肢を提供できる大手の総合型転職エージェントを紹介します。これらは転職活動の基盤となるため、少なくとも1社は登録しておくことを推奨します。

サービス名公開求人数拠点数
リクルートエージェント約750,000件全国17拠点
doda(デューダ)約270,000件全国12拠点
マイナビエージェント約123,000件全国6拠点

(出典: リクルートエージェント公式サイト、マイナビ転職エージェント公式サイト、doda公式サイト、他各社比較情報サイト、2026年3月時点)

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、約75万件という圧倒的な公開求人数を保有する業界大手の転職エージェントです。全国17拠点を展開しており、地方の求人にも広く対応しています。

最大のメリットは、その情報量の多さです。多様な業界・職種の求人を比較検討できるため、自分がどのような企業に求められているのか、市場価値を測るためのベースとして非常に有用です。また、過去の選考データに基づいた企業独自の面接傾向や、通過しやすい回答のポイントなど、蓄積されたノウハウを提供してもらえる傾向があります。

doda(デューダ)

dodaは、約27万件の公開求人に加え、多数の非公開求人を扱う知名度の高い転職サービスです。全国に12の拠点を持ち、幅広いエリアでの転職活動をサポートしています。

dodaの特徴は、自分で求人を検索する「転職サイト機能」と、アドバイザーから紹介を受ける「エージェント機能」を1つのアカウントで併用できる点です。担当者からの提案を受けつつ、自分でも気になる企業を探すという柔軟な進め方が可能となります。エージェント機能では、応募書類の添削や面接日程の調整など、基本的なサポートを網羅しています。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、約12万3,000件の公開求人を保有し、特に20代〜30代前半の若手層からの支持を集めている転職エージェントです。全国に6拠点を展開しています。

新卒採用市場で高い知名度を持つマイナビグループのネットワークを活かし、若手人材を求める優良な中堅・中小企業の求人を豊富に扱っている傾向があります。各業界の動向に精通した専任のアドバイザーが在籍しており、初めての転職で不安な20代に対して、じっくりと時間をかけたキャリアカウンセリングを行う姿勢が評価されています。

20代・初心者におすすめの特化型エージェント

総合型エージェントで幅広く求人を見る一方で、自分の経歴や目的に特化したエージェントを組み合わせることで、より効率的な転職活動が可能になります。ここでは、属性ごとの課題と、それに適した特化型エージェントを紹介します。

未経験向け

ハタラクティブ

ハタラクティブは、フリーターや既卒、未経験からの正社員就職を支援する特化型サービスです。

完全に未経験からでも挑戦できる企業の求人を厳選して扱っており、ブラック企業を排除するための独自の審査基準を設けている傾向があります。専任のアドバイザーがマンツーマンで自己分析を手伝い、長所を引き出す面接対策を実施するため、スキルに自信がない方にとって心強い味方となります。

未経験転職のポイント

正社員としての経験が浅い場合や、異業種へ挑戦したい場合は、ポテンシャル採用に特化したサポートを受けることが重要です。一般的な書類選考では経歴ではじかれてしまう可能性があるため、人柄や意欲を直接企業にアピールできるパイプを持つエージェントが役立ちます。

参考記事:未経験におすすめの転職エージェント5選|職歴なし・異業種でも正社員へ

第二新卒向け

UZUZ(ウズキャリ)

UZUZは、第二新卒や既卒のサポートに定評がある特化型エージェントです。

他社の数十倍とも言われる時間をかけた丁寧なカウンセリングが特徴で、求職者一人ひとりの適性を深く掘り下げます。また、離職率の高い企業や労働環境の悪い企業を独自のデータベースで排除しているため、定着率の高い職場へ転職できる可能性が高まります。IT系の学習サポートなども提供しており、手に職をつけたい20代に推奨できます。

第二新卒転職のポイント

新卒で入社した会社を数年で退職する「第二新卒」の場合、企業側からは「またすぐに辞めてしまうのではないか」という懸念を持たれるリスクがあります。この懸念を払拭するためには、退職理由を前向きな志望動機に変換する論理的なストーリー構築が必要です。

参考記事:第二新卒におすすめの転職エージェント6選|大手×特化型の併用戦略

20代女性向け

type女性の転職エージェント

type女性の転職エージェントは、女性のキャリア支援に特化した長年の実績を持つサービスです。

女性が働きやすい制度が整っている企業の求人を豊富に扱っており、年間休日や残業時間などの実態について詳細な情報を提供してもらえます。面接でのメイクや服装のアドバイスなど、女性ならではの悩みに寄り添った細やかなサポートが受けられる点が、多くの利用者から評価されています。

20代女性転職のポイント

20代の女性は、将来のライフイベント(結婚や出産など)を見据えたキャリア形成について悩むことが多くあります。「産休・育休の取得実績は本当にあるのか」「時短勤務から復帰しやすい環境か」といった、求人票だけでは見えにくい内部情報を得るために、女性の働き方に理解のある特化型サービスの利用が効果的です。

参考記事:20代女性におすすめの転職エージェント3選|事務・リモートワークも解説

IT業界未経験向け

ワークポート

ワークポートは、総合型でありながら特にIT・Web・ゲーム業界への紹介に強みを持つ転職エージェントです。

未経験からIT業界を目指すための無料のエンジニアスクール(みんスク)を運営しており、学習から転職支援までを一貫してサポートする仕組みがあります。IT専門の転職コンシェルジュが在籍しているため、業界特有の選考基準を踏まえた実践的なアドバイスを受けることが可能です。

IT業界未経験転職のポイント

今後も成長が見込まれるIT業界へ、未経験からエンジニアやディレクターとして挑戦したい20代は増加しています。しかし、IT業界は専門用語が多く、職種ごとの役割も複雑です。そのため、業界知識に精通したアドバイザーから、具体的なキャリアパスの提案を受けることが不可欠です。

参考記事:IT・Web業界におすすめの転職エージェント5選|未経験からエンジニアへ

転職成功率を上げる!エージェントの賢い「複数登録」と活用術

転職活動を効率的かつ有利に進めるためには、1つのサービスに依存せず、複数のエージェントを組み合わせる「複数登録」が基本戦略となります。

もしあなたが初めての転職で不安なら、面接対策が手厚い特化型と、求人数の多い総合型を併用することで、安心感と選択肢の両方を手に入れられるメリットがあります。一般的には「大手総合型1〜2社 + 自分の属性に合う特化型1〜2社」の合計2〜3社に登録して面談を受け、担当者との相性や提案される求人の質を比較して、最終的にメインで利用する1社に絞り込む流れが推奨されます。

また、アドバイザー(コンサルタント)との信頼関係の構築も重要です。連絡に対するレスポンスを早くする、希望条件だけでなくその背景にある理由まで詳細に伝えるといった姿勢を見せることで、「転職意欲が高い優秀な人材」として認識され、好条件の非公開求人を優先的に紹介される可能性が高くなります。

さらに、キャリアに一定の自信がある20代後半の方であれば、職務経歴書を登録して企業側からのオファーを待つ「スカウトサービス(リクルートダイレクトスカウトやビズリーチなど)」を併用することで、自身の市場価値を客観的に測る手段として役立ちます。

よくある質問

Q. 転職エージェントを利用すると、企業側は紹介手数料を払うため選考に不利になりませんか?

転職エージェントのビジネスモデルは、採用が決定した際に企業側から紹介手数料を受け取る仕組みで成り立っています。そのため、「手数料がかかる分、自己応募より不利になるのでは」と不安に感じる方もいます。

しかし、エージェントを利用する企業は「採用コストをかけてでも、自社にマッチした人材を効率よく確保したい」と考えている傾向があります。事前にエージェントによるスクリーニング(適性評価)が行われているため、むしろ信頼性が担保され、選考がスムーズに進む可能性が高いと言えます。

Q. ネット上で「転職エージェントはおすすめしない」という意見を見かけますが、なぜですか?

ネガティブな意見が出る主な理由は、エージェント側がノルマを達成するために、求職者の希望に合わない求人を強引に勧めてくるリスクがあるためです。

担当者のスキルやモラルには個人差があり、質の低いアドバイザーに当たってしまうと、望まない方向へ転職活動が進んでしまう恐れがあります。このような事態を避けるためにも、複数登録を行って担当者を比較することが重要です。

Q. 担当者と合わない場合や、紹介された求人が微妙な場合はどうすればよいですか?

もし担当者とコミュニケーションが取りづらかったり、希望と異なる求人ばかりを提案されたりする場合は、遠慮なく「担当者の変更」を申し出てください。

多くの場合、公式サイトのお問い合わせフォームや専用窓口から簡単に変更依頼が可能です。それでも改善されない場合は、そのエージェントの利用を停止し、他のサービスへ乗り換えるという選択を取ることで、ミスマッチのリスクを回避できます。

参考記事:転職エージェントを辞めたい・合わない時の対処法|上手な断り方と退会手順

まとめ

20代での転職は、将来の可能性を広げるための前向きなアクションです。経験やスキルが不足していたとしても、若さとポテンシャルという20代ならではの武器は、転職市場において高く評価されます。

ブラック企業を回避し、自分らしく働ける優良な職場を見つけるためには、客観的な情報を提供してくれるプロのサポートが欠かせません。大手総合型エージェントで市場の全体像を把握しつつ、あなたの状況に寄り添う特化型エージェントを組み合わせることで、転職の成功率は着実に高まります。

まずは、気になった転職エージェントに無料登録し、キャリアアドバイザーとの面談を通じて、あなたの現状や悩みを相談するところから第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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