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更新日:2026/03/30

未経験からWebデザイナーを目指す!20代おすすめ転職サイト4選

未経験からWebデザイナーを目指す!20代おすすめ転職サイト4選

この記事の要約

「手に職をつけたい」「クリエイティブな仕事に挑戦したい」と考え、未経験からWebデザイナーやWeb制作職への転職を検討している20代の方は多いのではないでしょうか。しかし、いざ求人を探そうとすると、本当に未経験でも採用されるのか、過酷な労働環境のブラック企業ではないかといった不安を感じる傾向があります。

本記事では、Web制作業界のリアルな労働事情や、ポテンシャル採用の基準について解説します。また、未経験の方のサポート実績が豊富な転職サイトやエージェントの選び方など、転職活動を成功に導くためのステップを詳しくお伝えします。

未経験からWebデザイナー・Web制作になりたい20代が抱える不安とは?

WebデザインやWeb制作の仕事は、自分のアイデアを形にし、世の中に発信できる非常に魅力的な職業です。そのため、今の仕事に漠然とした不安を抱え、「手に職をつけて現状から抜け出したい」と考える20代にとって、パソコン一つで価値を生み出すクリエイティブな働き方は高い人気を集めています。

一方で、未経験からこの業界を目指すにあたり、多くの方が共通の不安を抱える傾向にあります。いざ転職活動を始めようと求人情報を検索すると、「完全未経験歓迎」という言葉が並ぶ一方で、インターネット上の口コミでは「残業が多くてきつい」「未経験で入ったら単純作業ばかりさせられた」といったネガティブな情報も散見されます。

このような情報に触れると、「特別なITスキルやデザインの専門教育を受けていない自分でも、本当に採用されるのだろうか」「未経験歓迎と謳っている企業は、実は人を使い捨てにするブラック企業なのではないか」といった切実な懸念を抱くのは自然なことです。実際、Web業界は実力主義の側面が強く、企業選びの基準を持たないまま安易に飛び込むと、思い描いていたキャリアとはかけ離れた環境に身を置くリスクが存在します。

しかし、業界の構造を正しく理解し、求められる基準に合わせて適切な準備を行えば、未経験からでも優良企業に転職してキャリアをスタートさせることは十分に可能です。

参考記事:【20代の仕事探し】自分に合う仕事の見つけ方とブラック企業の避け方

「Web制作」の仕事内容と職種の違いを理解しよう

「Webデザイナー」と一括りにされがちなWeb制作の仕事ですが、実際の現場では役割ごとにいくつかの職種に細分化されているのが一般的です。自分がどの領域に興味があり、どこからキャリアをスタートさせるべきかを判断するために、まずは主要な職種の違いを把握しておくことが重要です。

デザイン担当(UI/UX・グラフィック)

Webサイトの見た目や使い勝手を設計する、いわゆる狭義の「Webデザイナー」の役割です。デザインツールを使用し、ユーザーにとって見やすく魅力的な画面構成を作り上げます。クライアントの要望をヒアリングし、ターゲットユーザーの属性に合わせた色彩設計やレイアウトを考案するため、単におしゃれな絵を描くのではなく、ビジネスの課題を解決するための論理的な思考力が問われるポジションです。

コーディング担当(フロントエンドエンジニア・コーダー)

デザイナーが作成したデザイン画をもとに、Webブラウザ上で正しく表示・動作するようにプログラミング言語を用いて構築していく役割です。スマートフォンやパソコンなど、あらゆる画面サイズで美しく表示させるためのレスポンシブデザインの知識や、動きのある表現を実装する技術が不可欠です。デザインの意図を正確に汲み取り、形にする精緻な作業が求められます。

進行管理担当(Webディレクターなど)

プロジェクト全体の進行を管理し、クライアントと制作チームの橋渡しを行う役割です。スケジュールの引き直しや、デザイナーとエンジニア間のタスク調整、品質チェックなど多岐にわたります。未経験の場合、まずはアシスタントとして資料作成や簡単な更新業務などを担当しながら、Web制作の全体像を学んでいくケースが多く見られます。高度なデザインツールやプログラミングの深いスキルがなくても挑戦しやすいため、コミュニケーション能力を活かしてここからキャリアをスタートさせるのも一つの選択肢です。

未経験でもWebデザイナーになれる?「ポテンシャル採用の基準」と現実

未経験からWebデザイナーを目指す上で、業界のリアルな労働実態を知っておくことは非常に重要です。厚生労働省の「職業情報提供サイト(job tag)」によると、Webデザイナーの平均年収は約480万円、平均労働時間は月165時間となっています。

この数値は日本の平均年収を上回る水準ではありますが、ディレクション業務などを任される30代以降の層が平均を押し上げている背景があります。未経験の20代で入職した場合の初任給は20〜25万円台が中心となる傾向があり、最初の数年間は下積みとしてスキルを磨く期間になると想定しておくべきです。また、この労働時間にはフリーランス等のデータも含まれており、クライアントワークが中心となる制作会社の場合は、納期前や急な仕様変更が発生した際に残業時間が長くなる可能性があることにも留意が必要です。

華やかなイメージと現実のギャップ

Web業界には華やかなイメージがある一方で、特に注意が必要なのが「完全未経験OK・研修充実」といった言葉だけで大量採用を行っている企業の求人です。こうした企業の中には、実際にはクリエイティブな業務ではなく、バナー画像のサイズ変更だけを延々と繰り返すような単純作業や、長時間労働の現場に回されるリスクが潜んでいることがあります。

将来的にクリエイターとして成長したいと考えるのであれば、安易に飛びつくのではなく、企業が「どのような人材を育てたいと考えているか」を見極めることが大切です。求人票に記載されている入社後の研修内容や、配属先チームの構成が詳細に明記されているかを確認することが、優良求人を見極める一つの基準となります。人を育てる姿勢のある優良な制作会社は、採用枠が少なく狭き門となる傾向があります。

ポテンシャル採用の鍵は「ポートフォリオの質」

未経験者が優良企業からポテンシャル採用を勝ち取るための絶対条件となるのが「ポートフォリオ(作品集)の質」です。企業は、特別な職歴がなくても「自発的に手を動かして何かを作り上げる熱意と基礎スキルがあるか」を評価します。

独学であってもスクール卒業生であっても、実務を想定して細部まで作り込まれた質の高いポートフォリオを提示できれば、採用される可能性は高まります。「なぜこのデザインにしたのか」「誰をターゲットにしたサイトなのか」という設計の意図を論理的に説明できるレベルまで作り込むことが求められます。逆に言えば、スクールに通ったからといって、テンプレート通りの作品しか用意できなければ、厳しい結果になる可能性が高いと言えます。

参考記事:【20代未経験】IT転職おすすめサイト4選とブラック企業の見分け方

未経験からWebデザイナーを目指す!おすすめ転職サイト・エージェント

未経験からWebデザイナーやWeb制作職を目指す場合、一般的な転職サイトだけでなく、クリエイティブ領域や未経験者のサポートに強いサービスを活用することが成功への近道となります。ここでは、執筆時点(2026年3月時点)の各社の特徴をもとに、おすすめの転職サイトやエージェントをご紹介します。

ワークポート

ワークポートは、IT・Web業界に強い総合型の転職エージェントです。未経験からのキャリアチェンジに大きな強みを持っています。

項目内容
未経験への対応非常に手厚い
求人の特徴ポテンシャル採用のWebデザイナー求人が豊富

専任のコンシェルジュから、ポートフォリオの作成アドバイスや履歴書の添削、面接対策といった手厚いサポートを受けることができます。他業種で培ったコミュニケーション能力や折衝経験をどうWeb業界で活かすかといった、多角的な視点での自己PR構築をサポートしてくれます。未経験者が最初の一歩を踏み出す際に頼りになる存在です。

マイナビクリエイター

マイナビクリエイターは、20代から30代の若手クリエイターを対象とした転職エージェントです。基本的には何らかのクリエイティブ実務経験者が主なターゲットですが、未経験からの応募も可能な場合があります。

項目内容
未経験への対応ポートフォリオ等の入念な準備が必要
強み業界出身者による専門的な添削サポート

業界出身のキャリアアドバイザーが多数在籍しており、採用担当者がどこを見て合否を判断しているかというリアルな基準をもとに、作品のブラッシュアップを図ることができます。また、簡単にポートフォリオを作成できる独自のサービスも提供しており、作品の準備を効率的に進めることが可能です。

マスメディアン

マスメディアンは、大手広告代理店や優良企業のインハウスデザイナー求人など、専門性の高い案件に強みを持つ転職エージェントです。

項目内容
未経験への対応即戦力に近いポテンシャルが必要
対象層経験者やキャリアアップを目指す方が中心

一部に未経験歓迎の求人が含まれることもありますが、基本的にはスクールでの高度な学習経験、関連資格の保有、あるいは他職種での実務実績など、即戦力に近いポテンシャルが求められる傾向があります。宣伝会議グループの強力なネットワークを活かした求人を保有しており、本格的なスキルを身につけた上で、より高いレベルの企業に挑戦したい方に向いています。

Green(グリーン)

Greenは、IT・Web・クリエイティブ業界に特化した転職サイトです。エージェントを介さずに、企業と直接やり取りできる手軽さが特徴です。

項目内容
未経験への対応スカウト機能の活用でチャンスが広がる
求人数未経験OKの求人も一定数掲載

プロフィールや作成したポートフォリオの情報を充実させておくことで、あなたのポテンシャルを評価した企業の人事担当者から、直接カジュアル面談などのスカウトを受け取れる機能が充実しています。面接という堅苦しい場ではなく、リラックスした雰囲気の中で企業のリアルな社風を探ることができるため、自分のペースで優良企業を探したい方におすすめです。

未経験から優良なWeb制作会社に内定をもらうための3ステップ

Webデザイナーとしての第一歩を踏み出すためには、正しい手順で行動を起こすことが不可欠です。ここでは、未経験から優良企業に採用されるための具体的な3つのステップを解説します。

1. 基礎を学び、質の高いポートフォリオを1つ作り上げる

まずは独学、あるいはスクールを利用して、デザインツールやコーディングの基礎知識を身につけます。そして、学んだ知識を活かして、実務を想定した質の高いポートフォリオを1つ作り上げることが最優先の課題です。例えば、架空のカフェのWebサイトを作る場合でも、ターゲット層の設定からカラー選定の理由、ユーザーの導線設計までを言語化し、一つの作品として完成させます。

もしあなたが特別な職歴がなくても、細部までこだわり抜いたポートフォリオを1つ完成させることができれば、未経験からでもホワイトな自社開発企業や優良制作会社にポテンシャル採用されるチャンスが大きく広がります。作品を通じて、あなたの熱意と論理的な思考力を証明しましょう。

2. 未経験に強い転職エージェントに登録し、客観的なフィードバックを受ける

ポートフォリオの原型ができあがったら、未経験者のサポートに定評のある転職エージェントに登録します。自分一人で作成した作品は、独りよがりになってしまうリスクがあります。

業界知識が豊富なキャリアアドバイザーに見てもらうことで、採用担当者の視点から見てどこを修正すべきか、どのスキルを強調すべきかといった、プロ視点での具体的な修正提案を受けることができます。自分では気づかなかった強みを発見できたり、応募先企業の社風に合わせた面接対策を行ったりすることが可能になり、書類通過率を高めることが期待できます。

3. ポテンシャルをアピールする自己PRを作成し、多数の企業に応募する

ポートフォリオが完成したら、次に応募企業に向けた自己PRと志望動機を作成します。未経験者の場合、スキル不足を補うだけの学ぶ意欲や、前職で培ったコミュニケーション能力、課題解決力を論理的にアピールすることが重要です。「営業職で培ったヒアリング力を活かして、クライアントの隠れたニーズを引き出すデザインを提案したい」といった形で、過去の経験とこれからの意欲を掛け合わせたストーリーを組み立てます。

Web業界の未経験枠は競争率が高いため、数社受けて落ちてしまっても落ち込む必要はありません。エージェントと相談しながら、あなたのポテンシャルを正当に評価してくれる企業に出会うまで、粘り強く数多くの求人に挑戦し続けることが成功への鍵となります。

まとめ

WebデザインやWeb制作の領域は、未経験から挑戦するには決して甘い世界ではありません。華やかなイメージの裏には地道な作業があり、入社直後は年収面でも厳しい現実が待っている可能性があります。また、企業選びを間違えると、スキルアップに繋がらない単純作業ばかりを任されるリスクも存在します。

しかし、業界の構造を正しく理解し、実務を想定したポートフォリオをしっかりと準備すれば、あなたの熱意やポテンシャルを評価してくれる優良企業に巡り会うことは十分に可能です。最初から完璧を目指す必要はありません。まずは少しずつデザインツールを触ってみたり、自分に合いそうな転職サイトに登録して情報収集を始めたりと、今日できる小さな一歩を踏み出してみてください。その前向きな行動が、クリエイティブなキャリアを切り拓く大きな力となるはずです。

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