【20代向け】履歴書の学歴欄の書き方!「在学中」「卒業見込み」の違い
この記事の要約
履歴書の学歴欄を作成する際、「在学中」と「卒業見込み」のどちらを記載すべきか迷うことがあるかもしれません。
新卒での就職活動や、働きながら通信制・夜間の学校に通う20代の方にとって、現在の学習状況を正確に伝えることは重要です。
本記事では、履歴書の書き方における「在学中」と「卒業見込み」の違いや使い分けについて解説します。
「在学中」と「卒業見込み」の違いとは?

履歴書の学歴欄を書くにあたり、まず理解しておきたいのが「在学中」と「卒業見込み」の明確な違いです。
この2つの言葉は、応募者の現在の状況と今後の予定を企業に伝えるための重要な指標となります。
在学中
中途採用やアルバイトの面接などで、入社後も現在通っている学校を辞めずに学業を継続する場合に使用します。
働きながら夜間学校や通信制大学で学んでいる方が該当します。
卒業見込み
新卒入社を目指して就職活動を行っており、入社予定の時期までに確実に学校を卒業できる見通しが立っている場合に使用します。
卒業に必要な単位の取得目処が立っていることが大前提となります。
なお、単位が不足しており卒業できるか不透明な状態であるにもかかわらず「卒業見込み」と記載することは避けてください。入社時期までに卒業できなかった場合、内定取り消しにつながるリスクが考えられます。
もし卒業が難しいと判断される場合は、休学や中退の事実を正しく記載し、面接の場で理由を誠実に伝えることが重要です。
【学歴欄】「在学中」「卒業見込み」の書き方
履歴書の学歴欄における書き方を紹介します。
履歴書を作成する際は、年号表記(西暦または和暦)を書類全体で統一し、学校名や学部・学科名は省略せずに正式名称で記載することが一般的です。「高校」ではなく「高等学校」と書くなど、細部にも気を配りましょう。
【新卒・就活生】来春卒業予定の場合
新卒として就活をしており、入社までに卒業できる見通しが立っている場合の書き方です。
学校名・学部・学科名の横に1文字分のスペースを空け、「卒業見込み」と記載します。
| 年月 | 学歴・職歴 |
|---|---|
| 2020年4月 | 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学 |
| 2024年3月 | 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 卒業見込み |
【転職・社会人】入社後も学校を辞めずに通う場合
社会人として働きながら学校に通っており、転職後も学業を続ける場合の書き方です。
現在の状況を正確に伝えるため、「現在在学中」と記載します。
| 年月 | 学歴・職歴 |
|---|---|
| 2022年4月 | 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学 |
| 2023年10月 | 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 現在在学中 |
【中退予定】入社に伴い学校を辞める予定の場合
現在学校に在籍しているものの、内定後や入社のタイミングで学校を辞めることが確定している場合の書き方です。
「中途退学予定」と記載することで、入社後の業務に支障が出ないことを企業に伝えます。
| 年月 | 学歴・職歴 |
|---|---|
| 2021年4月 | 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学 |
| 2023年12月 | 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 中途退学予定 |
【学歴欄】通信制大学・夜間学校に通う場合の書き方
リスキリングや大卒資格の取得を目指して、働きながら通信教育課程や夜間学校に通っている20代の方もいらっしゃるでしょう。
このような特殊なケースにおける、履歴書の学歴欄の書き方を解説します。
通信制や夜間部の学校に通っている場合、履歴書にはコース名を正確に記述するルールがあります。
通信制の場合は学校名や学部名の後に「(通信教育課程)」、夜間部の場合は「(第二部)」などと記載するのが一般的です。
| 年月 | 学歴・職歴 |
|---|---|
| 2021年4月 | 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科(通信教育課程) 入学 |
| 2023年10月 | 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科(通信教育課程) 現在在学中 |
また、転職活動時の履歴書において「現在の最終学歴はどうなるのか」と疑問に思う方もいるかもしれません。
最終学歴とは、原則として「現在までに卒業した最も高い教育機関」を指します。
在学中の学校はまだ卒業していないため、現在在学中の通信制大学や夜間学校は最終学歴には該当しません。
過去に卒業している高等学校や専門学校、短期大学などが最終学歴となる傾向があります。
履歴書には、卒業済みの学歴を記載した上で、その下に現在在学中の学校を追記する形でまとめるのが基本です。
【学歴欄】「在学期間」の書き方
履歴書の学歴欄を作成する際、在学期間や入学年月をどのように記載すべきか迷うことがあるかもしれません。
履歴書には「在学期間〇年」と直接書き込む欄は用意されていないため、入学年月と卒業年月(または在学中の年月)を記載することで、在籍した期間を示す形になります。
一般的な学校の在学期間の目安は以下の通りです。
入学年月を起点として、修業年限に合わせて卒業年月を計算します。
- 中学校:3年間
- 高等学校:3年間
- 短期大学・専門学校:2年間または3年間
- 大学:4年間(医学部・歯学部などは6年間)
- 大学院(修士課程):2年間
もし、浪人や留年、休学などにより在学期間に空白が生じている場合でも、履歴書には実際の入学年月と卒業年月をそのまま記載します。
休学の事実がある場合は、学歴欄の備考や別の行に「〇〇年〇月〜〇〇年〇月 病気療養のため休学(現在は完治し業務に支障なし)」など、前向きな理由や現状を添えておくと、面接官に安心感を与える可能性が高まります。
【自己PR・面接】「在学中」をポジティブに伝える

履歴書の学歴欄に在学中と書くことに、不安を感じる方もいるかもしれません。
しかし、もしあなたが働きながら通信制や夜間学校で学んでいる20代なら、その事実自体が「向上心がある」「タイムマネジメント能力が高い」というアピールポイントになります。
日中は仕事をし、夜間や休日に学習を進める生活は、強い意志とスケジュール管理能力がなければ継続できません。
ポテンシャルを重視する傾向がある20代の転職市場において、自発的に学ぶ姿勢は高く評価される傾向があります。
志望動機や自己PR欄を作成する際は、在学中の学習内容を応募先の業務と結びつけることが重要です。
自己PRの例文
現在、通信制大学でマーケティングの基礎理論を学んでいます。
日々の業務と両立しながら計画的に学習を進める中で、限られた時間で成果を出すタスク管理能力を身につけました。
この知識とタイムマネジメント能力を活かし、御社の企画営業職としていち早く戦力になれるよう尽力いたします。
このように、未経験の職種に応募する場合でも、「現在〇〇について学んでおり、この知識を御社で活かしたい」と伝えることで、学習意欲と熱意を具体的な言葉で表現できます。
まとめ
この記事では、履歴書の学歴欄における「在学中」と「卒業見込み」の違いや書き方について解説しました。
「卒業見込み」は確実に卒業できる見通しが立っている就活生が使い、「在学中」は働きながら学業を継続する社会人が使うというルールを押さえておきましょう。
また、通信制や夜間学校に通う場合は、正式名称で記載することが求められます。
働きながら自ら学ぶ姿勢は、ポテンシャルを重視される転職市場において、タイムマネジメント能力や向上心の高さを示す武器となります。
この記事で紹介した書き方や自己PRのコツを参考に、自信を持って応募書類を完成させ、次のキャリアに向けた一歩を踏み出してください。