履歴書に書ける趣味・特技がない!20代向けの見つけ方
この記事の要約
「履歴書に書ける趣味がない」「特技が思いつかない」と、書類作成で悩んでしまう20代の方は少なくありません。しかし、特別なスキルや華やかな実績がなくても、焦る必要はありません。
本記事では、休日の過ごし方や何気ない日常の習慣から、面接官に好印象を与えるアピールポイントを見つける方法を解説します。
「履歴書の趣味・特技がない!」と焦る20代へ
「趣味がない」「特技が思いつかない」など、履歴書の作成を進める中でアピールできる武器が何もないとコンプレックスを感じてしまうかもしれません。
しかし、履歴書の趣味・特技欄に、特別な大会での優勝経験やプロ並みの華やかな実績は必要ありません。
業務に直結する「スキル」と、あなたの人柄や個性を伝える「趣味・特技」は別物です。
読書や散歩、日常のちょっとした習慣でも、伝え方次第で立派なアピールポイントになります。
「趣味・特技欄」は、なぜある?
趣味や特技がない場合、履歴書の趣味・特技欄に「特になし」と書くのは、その通りと思えるかもしれません。
しかし、採用担当者がこの欄を見る意図を理解すると、空欄や「特になし」で提出することがもったいないと気づくはずです。
企業が趣味・特技欄を設けている理由は、主に以下の3つが考えられます。
面接時のアイスブレイクのネタにするため
面接の序盤は、応募者も面接官も緊張している傾向があります。
そのため、仕事とは直接関係のない趣味や特技の話題から入り、場の空気を和ませる「アイスブレイク」として活用されることが一般的です。
もし履歴書に特技がない状態だと、面接官は会話のきっかけを作りづらくなってしまいます。
応募者の人柄や価値観を把握するため
企業は、自社の社風に合う人物かどうかを見極めるために、業務以外の顔も知りたいと考えています。
休日にどんな時間を過ごしているか、何に夢中になれるかを知ることで、その人の人柄や価値観を推し測る手がかりになります。
「特になし」と書いてしまうと、自己開示への意欲が低いとみなされる可能性が高いです。
ストレス発散方法を持っているかを確認するため
社会人として働く上で、ストレスとの上手な付き合い方は重要です。
趣味を持っている人は、仕事で行き詰まったときにも自分なりのリフレッシュ方法を持っており、ストレスをため込みにくい傾向があると判断されやすくなります。
これら3つの意図を考慮すると、履歴書の趣味・特技欄に「特になし」と書くことは、自らアピールの機会を捨て、面接での会話の糸口を潰してしまう可能性があります。
日常の行動から趣味・特技を見つける方法

履歴書の特技が思いつかないという方は、自分の日常を少し違った角度から振り返ってみましょう。
趣味がない場合の履歴書の書き方の第一歩は、以下の3つの問いかけに答えることです。
休みの日は何をしているか振り返る
休日に何気なくやっている行動は、すべて趣味の種になります。
「ずっとYouTubeを見ている」「一日中寝ている」といった行動でも問題ありません。
- YouTubeで特定のジャンルの動画を見続ける探求心
- 睡眠の質にこだわり、しっかり休息をとる体調管理能力
このように視点を変えるだけで、十分に履歴書へ書ける内容へと変化します。
お金をかけていることは何か考える
毎月の支出を振り返り、無意識にお金を割いているものを探してみましょう。
ゲームの課金や、カフェ巡り、便利グッズの購入など、何に投資しているかによって自分の興味の方向性が見えてきます。
お金をかけている対象には、その人ならではの強いこだわりや熱量が隠れている傾向があります。
無意識にやってしまう習慣を探す
当たり前にできている家事や日常のルーティンは、特技になり得ます。
「部屋の片付け」「スーパーの特売情報チェック」「毎朝同じ時間に起きる」など、他の人にとっては面倒なことでも、自分にとっては苦にならない行動はないでしょうか。
これらは、計画性や自己管理能力の高さとしてアピールできる可能性が高いです。
日常の行動を「趣味・特技」に言い換える
日常の行動を、面接官にウケる立派な「趣味・特技」へと変換するテクニックをご紹介します。
「趣味:〇〇(補足の一言)」のように、簡単な説明を添えることで具体性を持たせることがポイントです。
インドア系の言い換え例文
一見するとダラダラしているように見えがちなインドアの過ごし方も、得られる探求心やストレス解消法としてポジティブに表現できます。
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YouTube・動画鑑賞
- 趣味:動画鑑賞(休日は海外の料理動画を見て、異文化に触れることでリフレッシュしています)
- 特技:情報収集(気になるテーマの動画を比較し、効率のよい方法を探すのが得意です)
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ゲーム
- 趣味:ゲーム(チームで協力して目標を達成するオンラインゲームが好きです)
- 特技:課題解決(ゲーム内で効率的なルートを考え、試行錯誤することが得意です)
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読書・漫画
- 趣味:読書(月に3冊程度、ビジネス書から小説まで幅広く読んでいます)
- 趣味:漫画(休日は漫画を読んで気分をリフレッシュし、仕事への活力を得ています)
生活・家事系の言い換え例文
当たり前にやっている生活習慣は、計画性や自己管理能力として高く評価される傾向があります。
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料理・自炊
- 趣味:料理(冷蔵庫の余り物から新しいレシピを考えて作ることが好きです)
- 特技:自炊を通じた自己管理(栄養バランスを考え、毎日お弁当を作っています)
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掃除・断捨離
- 趣味:部屋の片付け(休日の朝に部屋を掃除することで、心身ともにリフレッシュしています)
- 特技:整理整頓(不要なものを定期的に見直し、常に効率的な動線を保つことが得意です)
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散歩
- 趣味:散歩(休日は近所の公園を30分ほど歩き、季節の移ろいを楽しんでいます)
- 趣味:ウォーキング(健康維持のため、週末は知らない街を歩いてリフレッシュしています)
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節約・買い物
- 趣味:スーパーの特売品巡り(チラシを比較し、計画的に買い物をして家計をやりくりしています)
- 特技:節約・予算管理(限られた予算内で最大の効果を得られるよう工夫することが得意です)
要注意!NGな趣味・特技とは?
日常の行動から見つけるとはいっても、何でも書いていいわけではありません。
採用担当者にネガティブな印象を与えかねない、避けるべきNGテーマが存在します。
ギャンブルや過度なリスクを伴うもの
パチンコや競馬、競艇などのギャンブルは、金銭感覚のルーズさや計画性の欠如を懸念される可能性が高いです。
また、過度に危険を伴う行動も、「仕事に悪影響を及ぼすのではないか」という不安を与えてしまうため避けるのが一般的です。
政治・宗教に関わること
政治的な信条や宗教に関する話題は、個人の自由である一方で、ビジネスの場ではトラブルの火種になるリスクが考えられます。
面接官に偏った印象を与えてしまう可能性があるため、履歴書に記載することは推奨されません。
犯罪や反社会的な行為を想起させるもの
ハッキング(セキュリティ技術であっても誤解を招く書き方)、盗撮を疑われるような不審な撮影行為など、コンプライアンス上の懸念を抱かせる内容はNGです。
企業はコンプライアンス意識の高い人材を求めているため、少しでも誤解を招く表現は避けてください。
虚偽の申告(嘘を書くこと)
「少しでも良く見せよう」と、全くやっていないことを書くのは危険です。
面接で深掘りされた際にボロが出てしまい、「虚偽の申告をする人」「誠実さに欠ける人」として即不採用になるリスクが高まります。
見栄を張る必要はないので、等身大の事実に基づいた内容を記述してください。
面接で趣味・特技について質問された時の答え方

履歴書を提出した後は、面接での対応を想定しておく必要があります。
面接官から「休日は〇〇をしているんですね。具体的にどんなことですか?」と聞かれた際、無理に仕事に結びつけて答える必要はありません。
笑顔で自分が好きなことについて語る
面接官は、あなたがリラックスして話す様子から「コミュニケーション能力」や「素の人柄」を見ようとしています。
「最近は〇〇にハマっていて、週末に楽しんでいます」と、笑顔でポジティブに語るだけで十分なアピールになります。
具体的なエピソードを一つ用意しておく
会話をスムーズに進めるために、具体的なエピソードを一つだけ用意しておくと安心です。
「最近読んだ本の中で一番面白かったものは?」「得意料理は何ですか?」といった、よくある質問に対する答えを準備しておきましょう。
特別なオチがなくても、事実を分かりやすく伝えられれば全く問題ありません。
失敗談や苦労話を交えて人間味を出す
「料理を失敗して焦げてしまったこともありますが、次は火加減に注意しようと楽しんでいます」など、ちょっとした失敗談を交えることで親しみやすさが生まれます。
失敗を前向きに捉えられる姿勢は、仕事でのストレス耐性や向上心としてもポジティブに評価される傾向があります。
まとめ:趣味・特技欄はあなたの人柄を伝えるチャンス!
「履歴書に書ける趣味や特技がない」と悩んでいた方も、自分の日常を振り返ることで、アピールできるポイントが見つかったのではないでしょうか。
重要なのは、特別なスキルをひけらかすことではなく、あなたという人間の等身大の魅力を伝えることです。
履歴書の趣味・特技欄は、面接を和やかな雰囲気にし、採用担当者に良い印象を残すためのチャンスです。
あなたの日常の中には、必ず素晴らしいアピールポイントが眠っています。
本記事の例文を参考にしながら自信を持って履歴書を完成させ、次の転職・就職活動のステップへと力強く進んでいきましょう。