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更新日:2026/07/14

退職代行EXIT(イグジット)の評判は?民間業者のメリットと注意点

退職代行EXIT(イグジット)の評判は?民間業者のメリットと注意点

この記事の要約

退職代行EXIT(イグジット)は、退職代行サービスの先駆けとして知られる民間業者です。この記事では、EXITの料金や利用の流れ、対応できる範囲、実際の評判を整理し、どのような人に向いているのかを客観的に解説します。民間業者であるEXITは会社との「交渉」ができないという重要な注意点もあわせて確認し、自分に合った依頼先かどうかを判断できるようにまとめました。

退職代行EXITとは?基本と特徴

退職代行EXIT(イグジット)は、EXIT株式会社が運営する退職代行サービスです。運営会社は自社を「退職代行のパイオニアであり最大手」と位置づけており、退職代行という選択肢がまだ一般的でなかった時期からサービスを提供してきた、業界の先駆け的な存在です。上司に直接「辞めます」と言い出せない、会社に行くこと自体がつらい、といった状況にある人に代わって、本人の退職の意思を会社へ伝えてくれるのがEXITの役割です。

一口に退職代行といっても、運営元には「民間業者」「労働組合」「弁護士」の3種類があり、それぞれ対応できる範囲や費用が異なります。EXITはこのうち民間業者にあたります。運営元ごとの違いと全体的な選び方は、以下の記事で総論として整理しています。あわせて参考にしてください。本記事では、その中でも民間業者の代表的なサービスであるEXITにしぼって、料金・流れ・評判・向き不向きを深掘りしていきます。

参考記事:退職代行は労働組合・弁護士・民間どこがいい?おすすめのサービスと選び方

EXITの料金と支払い方法

EXITの料金は、正社員やアルバイトといった雇用形態を問わず、初回は一律15,000円(税込)です(2026年7月時点)。一度利用した人が再度依頼する場合は10,000円となり、追加料金は一切かからないと明記されています。想定外の費用が上乗せされる心配がなく、依頼前に総額が分かる明朗な料金体系です。

支払い方法は銀行振込とクレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、Diners、AmericanExpress)に対応しており、全額返金保証も用意されています。退職代行を初めて使う人は「本当に辞められるのか」「お金だけ取られないか」と不安を感じることもあるでしょう。料金が一律で分かりやすく、返金保証もあるという点は、その心理的なハードルを下げてくれる要素だと言えます。

なお、費用の目安は運営元によって差があり、一般に民間業者は労働組合や弁護士に比べて低い水準に収まる傾向があります。運営元ごとの費用感の違いは、後述の比較セクションで整理します。

EXITを使う流れと対応範囲

ソファに座りスマートフォンを手にして安心した表情を浮かべる若手社員

EXITに依頼してから退職が完了するまでの流れは、大きく次のステップに分かれます。もしあなたが「今日中にでも退職の意思を伝えたいが、自分では言い出せない」という状況なら、EXITに連絡することで、本人に代わって会社へ退職の意思を伝えてもらえます。原則として出社せずに手続きを進められる点が、退職代行を使う最大の利点です。

1. お問い合わせ

まずはLINEで相談します。気になる点や自分の状況を伝え、依頼できる内容を確認します。EXITは退職が完了するまで、電話やメールで回数無制限のサポートを受けられます。

2. ヒアリングシートの記入

会社の電話番号や、代行を実施してほしい希望日など、退職の連絡に必要な情報を記入します。

3. 料金の支払い

料金を支払います。支払い方法は銀行振込とクレジットカードに対応しています。

4. 退職代行の実施

EXITが本人に代わって、会社へ退職に必要な連絡を代行します。即日対応が可能で、依頼したその日のうちに実施できるとされています。連絡後は原則として自分で会社とやり取りする必要はなく、出社も不要です。業務の引き継ぎに関するサポートも用意されているため、辞めた後に会社ともめにくいのも安心できる点です。

ここで重要なのが、EXITが対応できる範囲です。EXITは民間業者のため、行えるのは「退職の意思を会社へ伝える(伝達する)」ことが基本です。有給休暇の消化や退職金、未払い残業代などについて会社と条件を「交渉」することはできません。この線引きは、次のセクションで法的な背景とあわせて詳しく説明します。

運営元でできることの違い

退職代行は運営元によって「できること」が大きく変わります。会社と交渉できるのは弁護士または労働組合が運営するサービスに限られ、EXITのような民間業者は依頼者の代理人として交渉する権限を持ちません。これは、弁護士でない者が報酬を得る目的で法律事務(交渉や法的請求など)を行うことを禁じた弁護士法第72条(非弁行為の禁止)によるものです。3類型のできること・できないことを整理すると、次のようになります。

運営元退職意思の伝達会社との交渉(有給・退職金・未払い残業代)法的請求・裁判費用の目安
民間業者(EXITなど)できるできないできない約1万〜2.4万円
労働組合できるできるできない約2万〜3万円
弁護士できるできるできる約5万〜10万円

民間業者(EXIT)

退職の意思を会社へ伝える「使者」としての連絡に徹するのが民間業者です。EXITはこの類型にあたり、スピーディーに退職の意思を伝えられる一方、会社との交渉や金銭の請求はできません。交渉が不要で、揉めずに早く辞めたい人に向いています。

労働組合

労働組合は、労働組合法に基づく団体交渉権により会社と交渉できます。有給消化や退職日の調整などを求めたい場合に選択肢となります。利用時はその労働組合に加入する形をとるのが一般的です。

弁護士

弁護士は法律の専門家として、退職意思の伝達に加え、未払い残業代や退職金の請求、不当な扱いへの法的対処までを合法的に代理できます。費用は高めですが、会社とトラブルになっている場合に確実性が高い選択肢です。

EXITの評判・口コミ

EXITの評判は、良い面と気になる面の両方があります。事前に把握しておくことで、依頼後の「思っていたのと違った」を防げます。

良い評価として多くのレビュー記事に共通するのは、対応の速さ、料金の分かりやすさ、そして先駆けとしての知名度・実績です。依頼から実際の連絡までがスピーディーで、初めてでも頼みやすいという声が見られます。

一方で気になる評価としては、「会社との交渉ができない」「有給や退職金、未払い残業代の請求までは頼めなかった」「担当者によって対応の印象に差を感じた」といった内容が挙がります。ネット上では「失敗」「やばい」といった言葉も見かけますが、その多くはEXIT自体の不備というより、利用者が「交渉もしてもらえる」と思い込んでいたなど、対応範囲の認識違いに起因するものです。EXITは民間業者であり交渉は行わない、という前提を理解しておけば、こうしたミスマッチは避けられます。

依頼前に整理しておくと行き違いを防げるのは、次のような点です。伝えたい退職日はいつか、有給や退職金など交渉が必要な事項があるか(ある場合はEXITでは対応できない)、会社から本人へ直接連絡が来た場合にどう対応するか、返却が必要な貸与品や引き取りたい私物はないか、の4点です。これらを申込時の相談で共有しておくと、当日の連絡がスムーズに進み、対応の印象の差も感じにくくなります。

転職サポートなどの付加価値

明るいオフィスでノートを手に持ち前向きな笑顔を見せるスーツ姿の若手社員

EXITには、退職後の転職をサポートする仕組みも用意されています。内定が出るまで無料で、求人の検索、履歴書・職務経歴書の作成サポート、応募から面接日程の調整といった、面接以外の作業を支援してくれる内容です。

退職は、次の仕事を探すことと切り離せない悩みになりがちです。もしあなたが、辞めた後の転職活動まで一続きで考えたいのであれば、退職の手続きと次のステップの準備を同じ窓口で相談できる点は役立ちます。ただし、面接そのものは本人が臨む必要があるため、サポートの範囲は事前に確認しておくと安心です。転職の軸が定まっていない段階なら、退職代行に依頼するのと並行して、複数の転職エージェントや求人サイトに登録し、比較しながら情報を集めておくと、辞めた後に慌てずに動き出せます。

EXITが向いている人・向かない人

これまで見てきた対応範囲をふまえると、EXITが向いている人・向かない人ははっきりしています。自分がどちらに当てはまるかを確認してみてください。

EXITが向いている人

  • 会社との交渉が不要で、揉めずに早く確実に辞めたい人
  • 料金が一律で分かりやすいサービスに安心して依頼したい人
  • 退職後の転職活動のサポートもあわせて受けたい人

これらに当てはまるなら、EXITは有力な選択肢になります。

まずは無料相談で、自分のケースに対応できるかを確認してみるとよいでしょう。

EXITが向かない人

  • 有給消化や退職金、未払い残業代などを会社と交渉して確定させたい人
  • すでに会社とトラブルになっており、法的な対応も視野に入れたい人

こうした場合は、交渉できる労働組合や、法的請求まで対応できる弁護士のサービスが適しています。どの運営元が自分に合うかは、以下の記事で目的別に整理しています。あわせて参考にしてください。

参考記事:退職代行は労働組合・弁護士・民間どこがいい?おすすめのサービスと選び方

よくある質問

Q. EXITに依頼すれば即日で辞められますか?

EXITは即日対応が可能で、依頼したその日のうちに会社へ退職の意思を伝えてもらえます。ただし、退職日そのものは雇用契約や就業規則、法律上のルールに沿って決まります。連絡は当日行えても、書類のやり取りなどの手続きには一定の期間がかかる場合があります。

Q. 有給消化や未払い残業代の請求も頼めますか?

いいえ、EXITは民間業者のため、会社との交渉や金銭の請求はできません。これらを求めたい場合は、団体交渉ができる労働組合、または法的請求まで対応できる弁護士のサービスを検討してください。

Q. 本当に辞められるのか、失敗しないか不安です。

EXITは退職の意思を会社へ伝える役割を担い、原則として退職手続きを進められます。「失敗」と言われるケースの多くは、交渉ができると誤解していたなどの認識違いによるものです。依頼前に対応範囲を確認しておくことで、ミスマッチを避けられます。

まとめ

退職代行EXIT(イグジット)は、業界の先駆けである民間業者で、料金が一律で分かりやすく、即日での連絡にも対応できるサービスです。一方で、民間業者であるため対応できるのは退職意思の「伝達」までで、会社との交渉はできないという明確な線引きがあります。

そのため、交渉が不要で早く辞めたい人にはEXITが向いており、有給や未払い残業代の交渉が必要な人は労働組合や弁護士のサービスを選ぶのが適切です。まずは自分のケースで会社との交渉が必要かどうかを整理することが、EXITと労働組合・弁護士のどちらを選ぶかの分かれ目になります。判断に迷う場合は、EXITの無料相談で自分の状況が意思の伝達だけで済むかを確認したうえで依頼を決めると安心です。

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