英語講師・英会話講師の求人の探し方!未経験から挑戦できる教室と働き方
この記事の要約
英語を活かして講師の仕事に就きたいけれど、「どんな種類があるのか」「未経験でもできるのか」「どう探して面接に備えればいいのか」と迷っている方に向けた記事です。英語講師には子ども向け・大人向け・オンラインなど幅があり、未経験歓迎の求人も多くあります。
英語講師の仕事内容と種類、求められる英語力と有利な資格、雇用形態別の待遇の違い、そして求人の探し方と面接・模擬レッスンの対策を解説します。
英語を活かして講師の仕事に就きたい方へ
英語が好き、あるいは英語を活かして働きたいと考えたとき、「英語を教える仕事」は魅力的な選択肢です。とはいえ、「英語講師といっても種類が多そう」「自分の英語力で務まるのか」「未経験からどう探せばいいのか」と、疑問や不安を感じる方もいるでしょう。
英語講師の仕事は、対象や働き方によって幅が広く、未経験歓迎の求人もあります。だからこそ、まず全体像を知り、自分に合う働き方を選ぶことが大切です。仕事の種類から必要な英語力・資格、雇用形態の違い、求人の探し方と面接対策までを押さえれば、自分に合う一歩が見えてきます。
英語講師の仕事内容と種類

まず、「英語講師」と「英会話講師」の関係を整理しておきましょう。「英語講師」は英語を教える仕事の総称で、学校や塾で受験・文法を教える講師から、英会話スクールで会話を教える「英会話講師」まで幅があります。つまり英会話講師は、英語講師の一種です。この記事では英語講師全体を対象に、仕事内容から求人の探し方・面接対策までを解説し、会話を教える英会話講師に特有の点はその都度ふれます。
英語講師の仕事は、教える対象と授業の形式によって種類が分かれます。全体像を押さえると、自分に合う求人を選びやすくなります。
対象別に見ると、幼児向け(歌やゲームを交えて英語に親しませる指導)、小学生〜中高生向け、そして大人向け(日常英会話やビジネス英語)があります。形式別では、教室での対面授業とオンライン授業、複数人のグループレッスンとマンツーマン(個人レッスン・家庭教師)に分かれます。1回のレッスンは40〜90分程度が一般的です。
対象によって仕事の雰囲気は大きく変わります。子ども向けは、英語を教えるというより「英語を好きになってもらう」働きかけが中心で、明るさや元気さが活きます。歌やカードゲーム、体を使ったアクティビティを取り入れ、楽しみながら英語に触れてもらう工夫が求められます。大人向けは、受講者の目的(旅行・仕事・試験)に合わせた実用的な指導が中心で、相手の課題を聞き取り、必要なフレーズや発音を丁寧に伝える力が問われます。
もしあなたが子どもと接するのが好きなら、児童向け英会話は入口になりやすいでしょう。逆に、大人と落ち着いて向き合いたいなら、ビジネス英語や資格対策のクラスが向いています。未経験歓迎で、指導方法を研修で学べる求人もあるため、英語を教えた経験がなくても挑戦できます。まずは自分がどの対象・形式で働きたいかをイメージすることが、求人選びの出発点になります。
求められる英語力と有利な資格
求められる英語力は、対象や教室によって幅があります。日常英会話レベルで応募できる教室もあれば、ビジネス英語やTOEICの高得点が求められる教室もあります。とくに日本人講師の場合は、自分の英語力そのものに加えて、それを分かりやすく「教える力」が重視されます。英語が話せることと、教えられることは別のスキルだと理解しておきましょう。
資格については、必須ではないことが多いものの、あると採用や担当できるクラスの幅が広がります。代表的なのは、TESOL(英語教授法の国際資格)、児童英語指導の資格、そして子ども向けなら保育士資格などです。これらは「英語を教える専門性」の証明になり、未経験からの応募でもアピール材料になります。
ネイティブ講師と日本人講師では、求められるものが異なります。ネイティブ講師は自然な発音や表現が強みになる一方、日本人講師は、学習者と同じ言語で学んできた経験を活かし、つまずきやすいポイントに寄り添った指導ができるのが強みです。文法の説明や、学習者の不安に日本語で応えられる点は、日本人講師ならではの価値です。資格や高いスコアがなくても、教えることへの熱意と学び続ける姿勢があれば、研修を通じて成長していけます。自分の英語をさらに磨きながら働けるのも、この仕事の魅力の一つです。
雇用形態別のメリット・デメリット
英語講師の求人は、雇用形態によって待遇や働き方が大きく変わります。ここは応募前に確認しておきたいポイントです。
正社員は、収入が安定し、健康保険・厚生年金・雇用保険といった社会保険に加入できるのがメリットです。一方で、レッスン以外に教室運営や生徒管理などの業務も担うことがあります。契約社員やアルバイトは、勤務時間や曜日の融通が利きやすく、家庭や副業と両立しやすいのが特徴です。
注意したいのが、オンライン英会話に多い業務委託(フリーランス)です。時間や場所の自由度が高く、自宅で好きな時間に働ける反面、社会保険は自分で国民健康保険・国民年金に加入する必要があり、収入もレッスン数によって変動します。報酬が1レッスン単位で決まることが多く、担当したコマ数がそのまま収入に直結するため、安定した月収を見込みにくい面があります。「柔軟に働ける」という魅力の裏に、保障や安定の面での違いがあることを理解しておきましょう。
雇用形態を確認せずに選ぶと、想定と違う働き方や手取りになることがあります。たとえば「在宅で英語を教えられる」という言葉に惹かれて応募したら業務委託で、収入が不安定だった、というミスマッチは避けたいところです。安定を重視するのか、自由度を重視するのかを、自分の生活に照らして選ぶことが大切です。求人票では、雇用形態・社会保険の有無・給与の決まり方(月給か歩合か)を確認しましょう。
英会話教室の求人の探し方

英語講師の求人は、探し方を工夫すると自分に合うものにたどり着きやすくなります。大手の求人サイト(Indeedなど)や派遣求人サイトのほか、英会話講師に特化した専門の求人サイトでも探せます。
探すときのコツは、対象(子ども/大人)・形式(対面/オンライン)・雇用形態(正社員/契約/アルバイト/業務委託)で絞り込むことです。あわせて、教室の規模や研修体制、担当するクラスの内容を確認すると、入社後のミスマッチを防げます。とくに未経験の場合は、研修が整っている教室を選ぶと安心して始められます。専門の求人サイトは英語教育の求人に絞られているぶん、条件を比べやすく、業界の事情も分かりやすいという利点があります。
なお、英語を教える仕事には、英会話講師のほかに「英語コーチング」という選択肢もあります。英会話講師がレッスンで英語を教えるのに対し、英語コーチングは学習者の目標達成にマンツーマンで伴走し、学習計画や進捗を管理する仕事です。英語コーチングの求人の探し方は、以下の記事で紹介しています。
面接・模擬レッスンの対策
英語講師の選考でも一般的な面接は行われますが、英会話講師・英会話教室では、それに加えて「模擬レッスン(デモレッスン)」が課されることがあります。ここが他職種の面接と大きく違う点で、対策の有無が結果を分けます。塾や学校の英語講師では模擬授業という形で問われることが多く、いずれも「実際に教える姿」を見られる点は共通しています。
模擬レッスンで見られるのは、明るい表情と聞き取りやすい話し方、生徒を引き込む工夫(褒める、テンポよく進める、参加を促す)、そしてレッスンの組み立て方です。事前に、短いレッスンの流れ(導入→練習→まとめ)を用意し、実際に声に出して練習しておきましょう。誰かに生徒役をお願いして通し練習をすると、本番で落ち着いて臨めます。
模擬レッスンのテーマは、当日に与えられる場合と、事前に指定される場合があります。事前に分かるなら、その教室の対象年齢に合わせて、導入で興味を引き、練習でやり取りを増やし、最後に振り返る、という流れを組み立てておきましょう。当日指定の場合も、汎用的に使える自己紹介や簡単な英会話の進め方を一つ用意しておくと、応用が利きます。
志望動機は、「なぜ英語を教えたいのか」「なぜこの教室なのか」を軸に組み立てます。自分が英語を学んだ経験や、人に教える楽しさを感じた場面を交えると、説得力が増します。未経験であっても、完璧な英語力より、伝えようとする姿勢や生徒に寄り添う人柄が評価される場面が多くあります。緊張しても、笑顔で丁寧に向き合う姿勢を大切にしましょう。
よくある質問
Q. 未経験でも英語講師になれますか?
なれます。未経験歓迎で、指導方法を研修で学べる求人が多くあります。とくに児童向けや大手英会話教室は、研修体制が整っていることが多く、英語を教えた経験がなくても挑戦しやすいです。
Q. どのくらいの英語力が必要ですか?
対象や教室によって幅があります。日常英会話レベルで応募できる教室もあれば、ビジネス英語やTOEIC高得点を求める教室もあります。日本人講師の場合は、英語力に加えて「分かりやすく教える力」も重視されます。
Q. 資格は必要ですか?
必須ではないことが多いですが、TESOLや児童英語指導の資格、子ども向けなら保育士資格があると、採用や担当クラスの幅が広がります。未経験からのアピール材料にもなり、働きながら取得を目指す人もいます。
Q. オンライン英会話講師は稼げますか?
オンラインは業務委託が多く、時間や場所の自由度が高い一方、社会保険は自己管理で、収入もレッスン数によって変動します。安定より自由度を求める人に向いています。雇用形態を確認して選びましょう。
まとめ
英語講師の仕事は、対象(子ども・大人)や形式(対面・オンライン、グループ・マンツーマン)によって種類が分かれます。求められる英語力は教室によって幅があり、TESOLや児童英語などの資格があると有利ですが、必須ではなく、未経験でも研修を通じて挑戦できます。まずは自分がどの対象・形式に向いているかを考えるところから始めましょう。雇用形態によって待遇や社会保険が変わるため、正社員・契約・アルバイト・業務委託の違いを理解して選ぶことが大切です。
求人は、対象・形式・雇用形態で絞り込み、研修体制を確認して選びましょう。選考では模擬レッスンが課されることがあるため、レッスンの流れを準備して練習しておくことが鍵になります。英語が好きという気持ちと、人に教える喜びを大切にできる人にとって、英語講師は毎日にやりがいを感じられる仕事です。自分に合う対象と働き方を決め、求人を探して面接・模擬レッスンの準備を進めてみましょう。